湾曲ウルトラワイドモニター【MSI MPG ARTYMIS 343CQR】を1ヶ月使用してみた感想
こんにちは、エコット( @Ekott_Kott)です。
今回は私が購入した湾曲ウルトラワイドモニター『MSI MPG ARTYMIS 343CQR』の紹介と感想を書いています。
結論から言うと「人を選ぶモニター」だと思います。
決して万人受けするモニターではないので、購入する前にちゃんと調べないと後悔するかもしれません。
良かった点
①湾曲率1,000R
これがこのモニターの最大の特徴です。
湾曲率というのは1,800Rや1,500Rなどがあり数字が低いほど湾曲しています。
公式サイトによると1,000Rというのは人間の視野と同等の湾曲率と言われているそうです。
ちなみに1,000Rの湾曲モニターはまだあまり種類がないので、湾曲モニターが好きな人はこれだけでも買う価値があると思います。
私は買い替える前のモニターも湾曲モニターを使っていたので湾曲慣れしていたのですが、これから湾曲モニターを初めて使う人は湾曲率が高すぎて苦手な人もいるかもしれません。
②UWQHD(3,440 × 1,440)
モニターの解像度にはフルHDや4Kなど種類がありまよね。
主な解像度は以下のようになっています。
解像度 | アスペクト比 | |
フルHD | 1920×1080 | (16:9) |
UltraWide FHD | 2560×1080 | (21:9) |
WQHD | 2560×1440 | (16:9) |
UWQHD | 3440×1440 | (21:9) |
4K | 3,840×2,160 | (16:9) |
このうちアスペクト比が(21:9)のUltraWide FHDとUWQHDがウルトラワイドモニターと言われています。
このモニターの解像度はUWQHDなので4Kほどではないですが高解像度のモニターと言えます。
ウルトラワイドモニターで高画質な映像で楽しみたいという人にはおすすめです。
しかしその反面、必要なPCのスペックが高めになる点は注意が必要です。
③リフレッシュレート165Hzと応答速度1ms
リフレッシュレートとは1秒間に表示するコマの数を表しています。
PS4が発売された頃のリフレッシュレートは60Hzが主流でしたが、最近は100Hzがほとんどになっています。
コマ数が多いほどヌルヌル動き、少なければカクカクします。
モニターは165Hz対応でもPS4は最大60Hz、PS5は最大120Hzまで対応となっているので、165Hzを体験するにはPCだけとなっています。
FF14での感想にはなってしまいますが、60Hz→165Hzに変更したときはヌルヌルさを思ったより実感できませんでしたが、試しに165Hz→60Hzに戻すとカクつきをすごく感じました。
応答速度とは簡単に言うと残像の残りやすさに影響するものです。
バトロワ系のゲームには影響が大きいかもしれませんが、FF14にはほぼ影響を感じません。
ちなみに1msはとても応答速度が速い数値です。
④マウスバンジーが付属
何気に嬉しかったのがマウスバンジーが付属していたことです。
FF14プレイヤーはG600というマウスを使っている人が多いと思いますが、有線マウスなのでケーブルがマウス操作中に引っ掛かったりします。
なので有線マウスを使っている方はマウスバンジーがあるのは嬉しい点だと思います。
無線マウスの人は取り付けなければいいだけなので邪魔にもなりません。
⑤モニターアームに対応
VESA100×100という規格のネジ穴の間隔になっているので、一般的なモニターアームに取り付けることができます。
ただし重量が重いので、そちらにご注意ください。
私が使っているモニターアームはエルゴトロン HX デスクモニターアームになります。
34インチのモニターともなるとスタンドもかなり大きくなってしまい机のスペースをかなり圧迫してしまいます。
モニターアームが取り付けできるかどうかは人によっては結構大事なポイントになるのではないでしょうか。
残念な点
①AMD FreeSync Premiumに対応
これは使っているグラフィックボードによって良い点になる要素ではありますが、私が使っているグラフィックボードがNVIDIA GeForceの『RTX3070 SUPRIM SE 8G LHR x GODZILLA』なので、GSYNC対応だったら良かったと思います。
AMD Radeonのグラフィックボードを使っている人にはメリットになるので、あくまで私の環境ではという意味で残念な点です。
②価格
このモニターは2021年9月末時点で10万円以上します。
ゲーミングPC1台分近い価格なので、6~7万で買える湾曲ウルトラワイドモニターの相場より高いです。
感想
私はこのモニターを買ってよかったと思っています。
今までデュアルモニターで使っていたのですが、今はグラボの端子の関係でシングルモニターで使用しています。
作業用にはデュアルモニターっぽく画面分割でできて目線移動も減ったので使い勝手はいいと思います。
ただゲームのときはデュアルモニターで攻略サイトを見ながらプレイする環境に慣れすぎてしまったせいか、やはりもう1つモニターが欲しいと感じてしまいました。
一応それらしいことはできるんですが、そうするとウルトラワイドにする意味がなくなってしまいます。
ゲームのフィールドは横に視野が広がり湾曲で奥行きも広がり没入感が高まりました。
ムービーやPS4はアスペクト比16:9にしか対応していないので画面両端に黒帯が出ますが、私はあまり気になりませんでした。
最初に「人を選ぶモニター」と言いましたが、私にとっては最高のモニターです。
もしこれからモニターの購入を検討している方がいましたら参考になれば幸いです。
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