MOマクロと多ボタンマウス
こんにちは、エコット( @Ekott_Kott)です。
ヒーラーならMOマクロ!という風潮がありますが、MOマクロがどういうものなのかを解説します。
先に言っておくとMOマクロじゃないとヒーラーはできないということはありません。
MOマクロってなに?
MOはマウスオーバーの略です。
マウスオーバーとはマウスカーソルを上に乗せただけでクリックした状態と同じになることを言います。
例えばケアルで回復するときには回復したい人を選んでからケアルをしていたのがMOマクロを使うと回復したい人にマウスカーソルを重ねてケアルをすると使えるようになります。
MOマクロのメリット・デメリット
MOマクロにもメリット・デメリットがあります。
それを理解したうえでMOマクロを導入するか検討したほうがいいと思います。
MOマクロのメリット
ターゲットを変えずにアクションを実行できる
ヒーラーは敵に攻撃しつつ味方の回復もしなければなりません。通常なら攻撃から回復に移る時にターゲットを敵から味方へ変える必要があります。
しかしMOマクロを使うとターゲットは敵にしたままパーティメンバーにカーソルを重ねて回復アクションをすると回復できちゃうんです!ターゲットは敵のままなので攻撃にすぐ移れるのも便利!
敵を常にターゲットしつつ味方を回復できることがヒーラーにおすすめされている一番の理由です。
カーソルを重ねる対象はパーティリスト、フォーカスターゲット、プレイヤー自身どれでも大丈夫です。
MOマクロのデメリット
マクロなので先行入力できない
マクロは先行入力ができません。パーティがピンチな状況で連続で回復しないといけない時に先行入力ができないのは結構痛いです。
また、先行入力できないので攻撃アクションには使ってはいけません
誤発動をしてしまう
カーソルを重ねただけでターゲットを選べる反面、カーソルを重ねたつもりでも誤発動してしまうことがあります。
タンクにケアルをかけたつもりが誤発動で別の人にかかってしまい、連続でかけ直そうにも先行入力ができないので危うくタンクを落としそうになるなどヒヤッとする場面が起こりえます。
MOマクロを使うための準備
MOマクロはマウスカーソルを重ねてアクションを実行するため、マウスが必須です。
MOマクロを使っているほとんどの人は普通のマウスではなくて多ボタンマウスを使っています。
多ボタンマウスってなに?
多ボタンマウスとはその名の通り普通のマウスよりもたくさんボタンがついているマウスのことをいいます。
FF14ではアクション数が多いのでボタン数が多いものと相性抜群です!
なのでだいたい以下の2種類に絞られるかと思います。
G600
LogicoolのG600です。
私も愛用していますがとても使いやすいです。
左横に縦4×横3の12個もボタンがあります。さらに右クリック横にあるGシフトキーにCtrlキーを登録して使えばアクション1〜12とCtrl+1~Ctrl+12の計24アクションが登録できます。
このマウスはかなり大きいサイズなため手で包み込むように持つタイプの人に向いていると思います。
手が小さい女性の手にはちょっと大きくて慣れが必要ですが慣れればG600のないFF14はできなくなるくらいおすすめです!
Naga Trinity
RazerのNaga Trinityです。
こちらもG600と同じように左横に12ボタンありFF14と相性抜群です。
G600と比べると普通のマウスに近い形をしていて、多ボタン部分の傾斜も握りやすいです。
しかしG600より金額が高いのが難点です。
MOマクロのテンプレ
MOマクロはターゲット部分を<mo>にするだけでOKです。
【ケアル】
/micon ケアル
/merror off
/ac ケアル <mo>
/ac ケアル
【解説】
miconはアイコンの見た目を変えるマクロ。この場合はケアルのアイコンを表示させています。
merror offはマクロエラーを非表示にするためのマクロです。
上のマクロの場合3種類のケアルがあり、実際発動するのは1つなのでエラーメッセージが2回でてログを汚すのを避けています。
/ac ケアルはアクションの実行を指示しています。
最初にMOでカーソル重ねている人、MO対象者がいなかったら普通にケアルをしてね!というマクロになります。
MOマクロだけでもいいんですが、普通のケアルもできるようにしておくとマウスオーバーしていない時にも使えるのでおすすめです!
おわりに
MOマクロのまとめです。
MOマクロはマウスを重ねただけで選択したと判断される
敵を常にターゲットしながら味方の回復が可能になる
マクロなので先行入力ができない
誤発動の恐れがある
MOマクロを使うなら多ボタンマウスがほぼ必須
MOマクロは確かに便利だけど欠点もあります。
先行入力できない点や誤発動の恐れと引き換えにターゲットを切り替えずに攻撃と回復ができることを選ぶかは自分に合う合わないがあると思います。
見やすいHUDや戦い方は自分なりの方法を見付けるのがベストです。その戦い方の一つにMOマクロや多ボタンマウスがあるよという選択肢のひとつとして参考にしてもらえば幸いです。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 左手デバイスには多ボタンマウスとセットで使うととても快適になりますよ。 […]